あほねた

「新版 アフォーダンス」という本を開いて、ふと思ったのですが、ロケットパンチって作業用ですよね。

(なお中身を読むどころか、最初の一ページを開いた瞬間にこんなことを思いつくあたり、どこまで省エネ体質で難しい事柄の理解から逃避したかったんでしょうね、我が脳みそは)

さて、マジンガーZの兜甲児くんは、ロケットパンチで機械獣をぶちのめしたり、貫いたりするのにしか使ってませんが、単に物理的な衝撃を与えるだけなら、超合金Z製の弾丸でも撃ち出しておけばいいわけです。

わざわざ握ったり摘まんだりできる指がついている腕を飛ばし、指先からの逆噴射で正確に肘の部分まで帰還させられるのですから、マジンガーZの製作者である兜十蔵おじいちゃんは腕ならではの使い方を考えていたに違いない、と思うのです。

えーと、マッハ2で飛ぶロケットパンチで、同じく超音速で飛ぶミサイルを分解するとか、敵機械獣が指令を受け取るアンテナだけを破壊するとか、金庫のダイヤル回すとか、暗証番号入力するとか、ジラースの襟巻きを取るとか、スカートめくるとか……。


……あー、うん、アイデアを出すのって難しいですね!

あと一瞬だけ、「ロケットパンチシミュレーター」みたいな、左右のロケットパンチを操作して遊ぶ3Dゲームとか考えましたが、実現する技術がないどころか企画書ひとつまともに書けないレベルなので放り出しました。